BMW MINI クーパーS クロスオーバー オール4(ブライトイエロー/ブラック)
福島県白河市 I様
ガラスコーティング
リボルト・プロ
ホイールコーティング
窓ガラス撥水加工
福島県白河市よりお越しのI様の ミニ クーパーS クロスオーバー オール4が仕上がりました。
オーナー様こだわりのミニ。カラーは、ブライトイエロー&ブラックとひときわ目立ちます。オーナー様に大事にされて、きれいな状態を維持されてきましたが、3年が経過しそろそろリフレッシュということでご入庫いただきました。
丁寧に扱われていたとはいえ、月日の経過とともにやはり全体に小傷やイオンデポジットが目立ち始め、クスミもでてきているようです。
このような塗装の状態からピカピカに仕上げるには言うまでも無く下地処理(磨き)が必要です。それでは下地処理とはどんな作業なのでしょうか。簡単に説明したいと思います。
塗装の厚みは防錆のサフェーサーから表面のクリアーまで含めてだいたい0.08ミリから0.15ミリ程度です。コピー用紙2枚分の厚さが0.12ミリですから、クルマの塗装は想像以上に薄いと感じられると思います。下地処理が可能なのは、この0.12ミリのうちの塗装表面のクリアー塗装といわれる0.02ミリ〜0.03ミリの透明な層です。ただし0.03ミリすべてを磨いたらクリアーは無くなってしまいますから、塗装の強度を考えると実際に処理できるのはせいぜい0.001ミリ〜0.005ミリ位でしょうか。塗装のためには、塗装を極力減らさない下地処理(磨き)が理想であることは言うまでもありません。傷やシミを処理しながら塗装を減らさずに、しかも磨き傷を入れることなく塗装そのものの美しさを引きだす。なかなか繊細な作業ですが、この下地処理の善し悪しがコーティングのクオリティを決定づける最も重要なポイントとなります。
こちらI様のミニも塗装の特性と状態に合わせて、機材やケミカルを選択し最適な技法で下地処理を行うことで、ブライトイエローの微妙な色合いとソリッドブラックの深い美しさを引きだすことができました。
本来の美しさを取り戻した塗装面には、もちろんラディアスの最高峰の完全硬化型ガラスコーティング「リボルト・プロ」にて保護被膜を形成致しております。
車の塗装の特性や状態は一台一台違いますので、カーコーティングは、高みを目指すほど難しい作業となりますが、これからも日々研究と努力を重ね、お客様にお喜びいただけるよう施工品質の向上に努めて参りたいと思います。
この度はご用命いただきまして、誠にありがとうございました。